漫画『ハイスコアガール』の作者である押切蓮介先生が書類送検されたという報道がありました。
8月に連載を一時休載するというニュースから、今か今かと待ってたんですがさらに悪い方向に話が進んでしまったようで、かなりがっかりしています。
裁判所の見解次第だとは思うんですが・・・
今日はそのハイスコアガールの問題について記事にしてみました。
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ハイスコアガールについて
ハイスコアガールは、1990年代のゲーム文化を背景に、主人公の矢口ハルオと大野晶、日高小春の三角関係を描いた恋愛漫画です。
スクウェア・エニックスが発行している増刊ヤングガンガンで連載されていましたが、後述の理由で現在位休載しています。
また、単行本も5巻まで発売されていましたが、現在すべて回収されています。
2013年のこのマンガがすごい!で2位になるなど大変注目されている作品で、僕自身もすごい面白いと思う漫画です。
ハイスコアガールが何故このような自体になったのか説明します。
押切蓮介先生が書類送検!?ハイスコアガールの著作権問題について
ハイスコアガールは1990年代のゲーム文化を背景に描いており、作中に当時のゲームが実名のまま出てきます。
本来作中に出てくる作品の会社に使用許可を得なければいけないのですが、何故かSNKプレイモアにだけ使用許可を得ずに作中に使用していました。
しばらく問題にはならなかったのですが、アニメ企画が進行する中、アニメ制作会社がSNKプレイモアにキャラの使用許可を得た際に問題になったそうです。
その後、SNKプレイモアは刑事告訴し、2014年8月にスクウェア・エニックス本社に家宅捜索が行われ、問題が公になりました。
その後間もなく、ハイスコアガールの休載と、単行本の自主回収が発表されました。
10月には、逆にスクウェア・エニックス側がSNKプレイモアを提訴と泥沼状態になっています。
11月17日に大阪府警は作者の押切蓮介先生を始め、担当、役員など16人を著作権法違反の疑いで書類送検しています。
押切蓮介先生は著作権問題が明らかになった当初より、会社が許可をとっていると思っていたと話しています。
正直何故SNKプレイモアだけに許可を得ていなかったのかわからないですが、さっさと謝罪していればハイスコアガールは休載にならずに済んだのではないでしょうか。
連載とアニメ制作再開の可能性
この著作権問題で休載してしまった漫画と、企画が中断されたアニメはどうなってしまうのでしょうか?
少なくともこの著作権問題が解決するまでは再開されることはないでしょう。
ここまでこじれてしまったら、遺恨を残す結果にしかなりそうにないですが・・・
ハイスコアガールの1ファンとしては、スクウェア・エニックス側がさっさと謝罪と慰謝料、使用料を払っていい結果で決着をつけてほしいと思います。